2019.07.05 Update.

なんでHºM'S"?

H&M?とかHIS?とか
良く間違われる。
そして覚えにくいし
言いにくい。

お店を作るとき、
意匠やコンセプトは
溢れ出るほどたくさん出てきた。
でもお店の名前を決めるのは
本当に時間がかかって
もう諦めようかとも思ったくらい。

あるとき
時間についての記述を読んでいたら
面白い記事を見つけた。
'とか"という記号は
スポーツのラップタイムなどで見たことがあると思う。
1周のラップタイムは01'44"00 みたいな。

°は時、'は分、"は秒という時間を表す。
でも実はこの記号、
元々は場所を表す記号だったという。

確かにGoogleMapなんかでも
この記号を見ることがある。
北緯 何時何分何秒とか、
読み方も同じ。

もともと時間という概念は
場所と場所を移動するのにかかった時を
表したという説があるそうで。
だから同じ記号で記しているのだと。

私たちの取り扱うブランドたちは
ヨーロッパとか北欧とかアメリカとか、
世界中のさまざまな国で生まれていて
しかも生まれた時間も異なる。
ひとつ共通しているのは
他にはないアイデンティティを持っているということ。

だからこの時分秒という記号は
このお店にぴったりだと思った。

時分秒を英語で表した
HOUR、MINUIT、SECONDの
頭文字を取って
H°M'S"と名付けた。

なんて読むの?とか
覚えにくいなとか
言われそうだなとも思ったけど
それもまた良いかなと。

あと余談ですけど、
ウチのお店には全部、
その店の位置情報の時分秒が
どこかしらに
密かに描かれているのです。

ちなみに
GoogleMap上で右クリックして
この場所についてを選択すると
その場所の座標を表示することができます。

お店のどこかしらに
この位置記号が隠れています。

だから何ってことはないですが
小さな豆知識が会話のひとつになったらいいなと。

What's Newニュース、フェア、レポートの最新情報