Nivada Grenchen / ニバダ グレンヒェン スーパーアンタークティック 35mm ブラック ホワイトマーカー ルミノバ ブラウン レザーレーシングストラップ

このSuper Antarcticの再発行も、Instagramでの出来事から始まりました。私たちの素晴らしいフォロワーの一人が、彼のヴィンテージの時計を共有するという素晴らしいアイデアを持ちかけてくれたのです。私たちはそれをストーリーズで共有し、多くのメッセージを受け取ったため、オリジナルの精神と勇気を持って再びそれを作ることが私たちの使命であると確信しました。ただし、現代の基準（サファイアガラス）と手巻きムーブメント（Landeron 21）を採用し、5気圧の防水性を提供しています。

元々の探検から生まれた
私たちのSuper Antarcticは、1950年に発売されたオリジナルのNivada Antarcticコレクションの近い親戚です。オリジナルは、1955-56年の南極探検中にアメリカ海軍のディープフリーズ1タスクフォースのメンバーに使用された際に名声を博しました。最も過酷な条件下でも信頼性と堅牢性を発揮すると評価されました。今日のSuper Antarcticは、50年代のラインとデザインを維持しつつ、オリジナルのAntarcticから進化したものです。オリジナルのAntarcticsと同様に、私たちは現代のすべてのSuper Antarcticのケースバックに1957年の国際地球物理学メダルを直接追加しました。

この時計は、アメリカ海軍のオペレーション・ディープフリーズと共に南極へ行った時計です。
氷水に何度も没し、氷にぶつけられ、深い雪に埋もれながらも、人と機械が行けるどんな場所でも精確さを保ち続けました。防水で自動巻き、衝撃に強く、反磁性のNIVADA Antarcticは、どんな状況でも耐えることができます。1955/1956年に南極へのオペレーション・ディープフリーズI遠征に参加したアドミラルリチャード・バードと彼のアメリカ海軍チームに配られたのが、このNivada Antarcticで、南極に行った最初の時計となりました。この偉業は、時計の歴史においてこのモデルに一つの地位を与えました。ただし、その復活前の最近まで、それは最も過小評価されていた遠征用時計でした。

Nivada Super Antarctic 復刻
Nivada GrenchenはSuper Antarcticの現代的な復刻版を発売しました。それにまつわる興味深い話があります。ファンの一人がインスタグラムにヴィンテージのSuper Antarcticを投稿すると、ギヨームはそれをNivada Grenchenの公式インスタグラムアカウントのストーリーとして共有し、ファンは大興奮しました。モデルの再発行を求めるリクエストが殺到しました。Nivadaはファンの要求に応え、間もなくSuper Antarcticが発売されました。 そのブラックダイヤルはシンプルですが印象的です。Nivadaの名前の下には「Aquamatic」（防水＋自動巻き）という言葉があります。6時の上には「Super Antarctic」という署名フォントがあり、その下には「25 RUBIS」と印刷されています。最も印象的な美的特徴は、剣とロリポップの形をした分針と時針です。ケースバックは、彼らのシグネチャーであるゴールデンメダリオンで飾られています。

ケースバックメダリオン
Nivada Antarcticのメダリオンは、時計の中でも最も魅力的な部分の一つです。それはあなたを過去へと連れて行き、オペレーション・ディープフリーズ I のシナリオを描いています。エンボス加工された航空機には以下のような物語があります。1956年10月21日、最初の一つであるアメリカ空軍のダグラスC-124（愛称「ミス・ノースカロライン」）が、ニュージーランドのクライストチャーチから12時間半の飛行の後、南極に着陸しました。 ディープフリーズ I は恒久的な研究基地を準備し、それはメダリオンにも（氷河、星、そして背景に三日月と共に）エッチングされており、将来のディープフリーズ作戦でより徹底的な研究の道を開きました。