Praesidus / プレジダス PAC-76 CHRONOGRAPH Bonklip Field Bracelet

PAC-76は、今では過去のものとなった軍用アナログクロノグラフの時代を復活させたモデルです。特徴的なオーバーサイズの12と6のインデックスは、視認性と70年代の美学の両方を意識したデザインであり、機械式クロノグラフが主流だった最後の10年間を象徴しています。私たちのデザインは、主にアメリカ空軍（USAF）とイギリス空軍（RAF）で使用されたバイコンパックスクロノグラフに敬意を表しています。当時、パイロットはクロノグラフ機能を使い、飛行中に速度、燃料消費量、航法を計算していました。
PAC-76は、異なるテクスチャを使用することで視認性を向上させ、オリジナルレイアウトを現代的に再解釈しています。デボス加工された2つのサブダイヤルにはビニールのテクスチャが施され、メインダイヤルにはポップコーンテクスチャを採用し、時計を一目で見た際の混乱を減らしています。また、エンボス加工されたインデックスによって、視認性がさらに向上しています。
Bonklipブレスレットは一見奇妙な組み合わせですが、1940年代のフィールドブレスレットが70年代の軍用クロノグラフにこれほど合うとは驚きです。このブレスレットは非常に軽量で、構造のおかげでフィールドウォッチに最適な柔軟なフィット感を提供します。光沢のある仕上げはPAC-76のケースとも相性が良く、フィールド感とエレガントさを兼ね備えた外観を実現しています。

真の70年代フィールドウォッチの復活
コレクション名が示す通り、PAC-76は完全に機能性を追求してデザインされた、真の70年代フィールドクロノグラフです。強い軍事的ルーツを持ちながらも、PAC-76は70年代の美学に彩られています。フィールドウォッチがファッショナブルであってはいけないなんて誰が言ったのでしょうか？オーバーサイズの12と6のインデックスや、ケースバックに施された個性的なPRAESIDUSロゴなど、パイロットクロノグラフと革新の黄金時代から復活した時計の外観と雰囲気を楽しむことができます。

エンボス加工のインデックス
最適な視認性
PAC-76クロノグラフは、視認性と機能性の完璧なバランスを実現しています。バイコンパックスクロノグラフとして、メインフェイスの視認性を確保することは常に難しい課題です。そこで、私たちはダイヤルの異なるテクスチャを活用して視認性を向上させることに注力しました。エンボス加工されたメインインデックスは「ポップコーン」ダイヤルに対して立体的に浮き出ており、文字盤外縁のパティナルミポインツが強調されています。さらに、2つのデボス加工されたサブダイヤルには、「ポップコーン」から「ビニール」テクスチャに切り替え、密度の高い文字盤に鮮やかなコントラストを与えています。

パイロット バイコンパックス クロノグラフ
PAC-76は、デジタル時計が登場する前に主にイギリス空軍（RAF）によって使用されていたバイコンパックスパイロットクロノグラフの明確な系譜に属しています。70年代には、クロノグラフ機能が経過時間の正確な計測に役立ち、基本的な航法、燃料消費量、速度の計算に使用されていました。私たちはSeiko VK64メカクォーツクロノグラフを採用し、クォーツの精度を提供しながら、機械式クロノグラフ特有の秒針の「スイープ感」を残すことに成功しています。

薄型＆コンパクト
38mm 非対称ケース
VK-64メカクォーツムーブメントのおかげで、PAC-76はボックスドーム型K1クリスタルを搭載しながらも厚さはわずか11.3mmです。プッシャーを含む38.5mmの非常に70年代らしいケースサイズは、バイコンパックス機能を備えながらも手首に驚くほどよくフィットします。また、非対称ケースデザインは、プッシャーを側面の衝撃から保護する役割も果たし、フィールドでの耐久性を高めています。